【2026年最新】SBI証券 vs 楽天証券 徹底比較|新NISA・クレカ積立・ポイントでどっちを選ぶべき?
ネット証券2強のSBI証券と楽天証券を手数料・NISA・クレカ積立・ポイント・アプリなど7項目で徹底比較。あなたがどちらを選ぶべきか、目的別にわかりやすく解説します。
「NISAを始めたいけど、SBI証券と楽天証券どっちがいいの?」
これは投資初心者が最初にぶつかる悩みです。結論から言うと、両社のサービスに大きな差はありません。ネット証券の2強と言われるだけあって、どちらを選んでも失敗はないレベルで拮抗しています。
ただし、あなたのライフスタイルによって「よりお得な方」は明確に分かれます。
この記事では、私自身が両方の口座を実際に使っている経験も踏まえて、7つの項目で徹底比較します。読み終わる頃には、自分がどちらを選ぶべきかはっきりわかるはずです。
この記事の選定基準:両社の公式情報・2026年6月時点の最新データをもとに、手数料・NISA・クレカ積立・ポイント・取扱商品・アプリ・iDeCoの7項目で比較しています。筆者はFP3級保有・両社の口座を実際に利用中です。
結論:迷ったら「普段使うポイント」で選べばOK
最初に結論をまとめます。
つまり「三井住友カード派ならSBI証券・楽天カード派なら楽天証券」というのが最もシンプルな答えです。ここから先は、その根拠を項目別に詳しく見ていきます。
SBI証券と楽天証券の基本情報比較
| SBI証券 | 楽天証券 | |
|---|---|---|
| 証券総合口座数 | 約1,300万口座(グループ計) | 約1,200万口座 |
| NISA口座数 | 約536万口座 | 約699万口座 |
| 国内株式手数料 | 無料(条件達成で) | 無料(ゼロコース選択で) |
| 投資信託の本数 | 約2,600本 | 約2,550本 |
| クレカ積立 | 三井住友カード(0.5〜3.0%) | 楽天カード(0.5〜1.0%) |
| 貯まるポイント | Vポイント・Ponta・dポイントなど5種類 | 楽天ポイント |
証券口座全体ではSBI証券が上回りますが、NISA口座数では楽天証券が業界最多です。新NISA世代の初心者には楽天証券の人気が高いことがわかります。
【項目別】SBI証券 vs 楽天証券 徹底比較
① 手数料:どちらも実質無料で引き分け
国内株式の取引手数料は、SBI証券・楽天証券ともに条件を満たせば無料です。SBI証券は電子交付設定などの条件達成で、楽天証券は「ゼロコース」を選択することで、現物・信用ともに手数料0円になります。
投資初心者がNISAで投資信託を積み立てる分には、どちらを選んでも手数料の差はありません。この項目は引き分けです。
② NISA・つみたて投資枠:機能はほぼ互角
新NISAのつみたて投資枠は、両社とも対象銘柄をほぼ網羅しており、100円から積立可能です。
細かい違いとして、積立頻度の選択肢があります。SBI証券は「毎日・毎週・毎月」の3パターンから選べるのに対し、楽天証券は「毎日・毎月」の2パターンです。とはいえ長期積立では頻度による成績差はごくわずかなので、実用上の差はほぼありません。
ひとつ注目すべきは口座数です。NISA口座数では楽天証券が約699万口座と業界最多で、初心者からの支持が厚いことがうかがえます。画面のわかりやすさを重視するなら楽天証券に分があります。
③ クレカ積立のポイント還元率:条件次第でSBIが有利
ここが両社の最大の違いです。
| SBI証券 × 三井住友カード | 楽天証券 × 楽天カード | |
|---|---|---|
| 一般カード | 0.5%(条件あり) | 0.5%〜1.0% |
| ゴールドカード | 最大1.0%(条件あり) | 0.75%〜1.0% |
| プラチナ系 | 最大3.0% | 1.0% |
| 月の上限 | 10万円 | 10万円 |
数字だけ見るとSBI証券の「最大3.0%」が目を引きますが、注意点があります。SBI証券のクレカ積立は、カードの年間利用額によってポイント付与率が変わる仕組みで、一般カードの場合、前年のカード利用額が10万円未満だとクレカ積立のポイントがゼロになります。クレカ積立専用にカードを作って放置する使い方では、ポイントがもらえないのです。
一方、楽天証券×楽天カードは条件なしで必ず0.5〜1.0%が付与されます。確実にポイントが欲しい人には楽天証券の方が安心です。
普段から三井住友カードで買い物する人はSBI証券、確実性重視なら楽天証券と覚えてください。
④ 貯まる・使えるポイント:柔軟性のSBI vs 経済圏の楽天
SBI証券はVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類から選べる柔軟性が魅力です。普段貯めているポイントをそのまま投資に活用できます。
楽天証券は楽天ポイント一択ですが、その分楽天経済圏との連携が強力です。ポイント投資を行うとSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象になり、楽天市場での買い物ポイントが最大+1倍になります。楽天モバイル・楽天市場・楽天カードを使っている人にとっては、証券口座も楽天にすることで経済圏全体の還元率が上がる相乗効果があります。
当ブログの楽天経済圏の解説記事でも詳しく紹介していますが、楽天サービスを3つ以上使っているなら楽天証券を選ぶメリットは大きいです。
⑤ 取扱商品数:本格派はSBI証券
投資信託の本数はSBI証券が約2,600本、楽天証券が約2,550本とわずかにSBI証券が上回ります。ただし、NISAで人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はどちらでも購入できるので、初心者には実質的な差はありません。
差が出るのは外国株です。SBI証券は米国・中国・韓国・ベトナムなど9か国に対応しているのに対し、楽天証券は6か国です。また、IPO(新規公開株)の取扱数もSBI証券が業界トップクラスです。
投資に慣れてきて「個別株や外国株にも挑戦したい」という将来を見据えるなら、SBI証券の方が選択肢は広がります。
⑥ アプリ・ツールの使いやすさ:初心者には楽天
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は直感的に操作できる設計に定評があり、新NISAつみたて投資枠で使えるアプリ「iGrow」もリリースされています。楽天市場や楽天銀行と同じアカウントで使える手軽さも初心者向きです。
SBI証券は機能が豊富な反面、アプリやサイトの管理がやや煩雑になりやすいという声があります。「かんたん積立アプリ」など用途別アプリが分かれているため、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
シンプルさ重視なら楽天証券、機能性重視ならSBI証券です。
⑦ iDeCo:どちらも優秀・SBIは選択肢が豊富
iDeCoは両社とも運営管理手数料が無料で、低コストのインデックスファンドが揃っています。SBI証券は「セレクトプラン」で投資先の選択肢が豊富です。
2026年12月にはiDeCoの掛金上限が大幅に引き上げられる予定なので、これから始める方はどちらかの証券会社でNISAとiDeCoをまとめて管理するのがおすすめです。詳しくはiDeCoの始め方完全ガイドをご覧ください。
SBI証券がおすすめな人
ここまでの比較を踏まえて、SBI証券が向いているのはこんな人です。
- 三井住友カード・Oliveをメインカードにしている(クレカ積立で最大3.0%)
- Vポイント・Ponta・dポイントなど楽天以外のポイントを貯めている
- 外国株・IPOなど幅広い投資に将来挑戦したい
- 毎日積立など細かい設定をしたい
特に当ブログで紹介した三井住友銀行Oliveを使っている方は、銀行・カード・証券・ポイントが一気通貫でつながるSBI証券が断然おすすめです。
楽天証券がおすすめな人
一方、楽天証券が向いているのはこんな人です。
- 楽天カードを持っている(条件なしで確実にポイント還元)
- 楽天市場・楽天モバイルなど楽天サービスを複数使っている(SPU対象)
- シンプルな画面で迷わず操作したい投資初心者
- NISAだけをまず始めたい
日頃から楽天サービスをよく使う方がNISAでつみたて投資を始めるなら、楽天証券での口座開設が王道です。楽天経済圏の住人にとって、証券口座を楽天にしない理由はほぼありません。
【裏ワザ】2口座の併用・使い分けもアリ
実は、両方の口座を開設するという選択肢もあります。NISA口座は1人1口座ですが、課税口座(特定口座)は何社でも開設できます。
私自身の使い分けは:
- 楽天証券:NISA(つみたて投資枠)・楽天ポイント投資
- SBI証券:iDeCo・国内高配当株・IPO応募
口座開設はどちらも無料・維持費もゼロなので、まず両方開設して使い比べてから、メインを決めるのも賢い方法です。
口座開設の流れ(3ステップ)
どちらの証券会社も、スマホで最短5分で申し込みが完了します。
ステップ1:公式サイトから申し込み メールアドレスを登録し、氏名・住所などを入力します。
ステップ2:本人確認書類の提出 マイナンバーカードがあればスマホで撮影してアップロードするだけ。最短翌営業日に口座開設が完了します。
ステップ3:NISA口座の開設・初期設定 総合口座と同時にNISA口座も申し込めます。税務署の審査があるため1〜3週間かかりますが、その間に積立する銘柄を決めておきましょう。初心者には新NISAの始め方完全解説が参考になります。
よくある質問
Q. 後からNISA口座を別の証券会社に移せますか?
はい、年単位で金融機関の変更が可能です。ただし、すでに購入した商品は移管できず(そのまま元の口座で保有)、手続きにも時間がかかるため、最初の選択が重要です。
Q. どちらの方が儲かりますか?
同じ投資信託を買えば運用成績は同じです。差がつくのはポイント還元と手数料だけなので、「自分がポイントを活用しやすい方」を選ぶのが正解です。
Q. 銀行との連携はどうですか?
SBI証券は住信SBIネット銀行・三井住友銀行(Olive)、楽天証券は楽天銀行との連携で普通預金金利が優遇されます。詳しくはネット銀行おすすめ比較をご覧ください。
Q. クレカ積立の還元率は今後変わりませんか?
過去には楽天証券で付与率が引き下げられた事例があり、両社とも将来変更される可能性があります。ポイントはあくまで副次的なメリットと考え、長期的な資産形成を軸に選びましょう。
まとめ
- SBI証券と楽天証券のサービスに大きな差はない。どちらを選んでも失敗はない
- 三井住友カード派・コンビニ利用者・本格派 → SBI証券
- 楽天カード派・楽天経済圏の住人・初心者 → 楽天証券
- クレカ積立はSBIが最大3.0%だが条件あり。確実性なら楽天の0.5〜1.0%
- NISA口座数は楽天証券が業界最多の約699万口座
- 迷ったら両方開設して使い比べるのもアリ(どちらも無料)
口座開設は無料で5分。「どっちにするか」で悩む時間より、1日でも早く積立を始めることの方が、資産形成においてはるかに重要です。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。手数料・ポイント還元率は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
